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7th Mar. 2011


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社説 The 10とモッズ -


 ソウル/R&B、ジャズ、ファンク等のブラックミュージックや60年代のUKロック、フレンチ・ポップ、そして70年代の米スワンプ等、それにレゲエやらラテンまで、良いと思うあらゆる音楽を取り入れ、「何でもアリ・現代のMOD」を提唱するバンド/ユニット。「詞」、「曲」、という楽曲作りの中でも最もベーシックで原始的な部分を重視し、その上で装飾的部分 - アレンジ/編成等も固定観念にとらわれる事なく、自由な創作活動を目指すバンドです。メンバーの出入りも自由、常時意欲的なミュージシャンを募集中。

 日本では「モッズ」と 言ってすぐにイメージされるのは例えば、バンド/音楽で言えば、ザ・フー、スモール・フェイセス、キンクス等の60年代のブリティッシュ・ロックバンドやモータウン、スタックス等のR&B、ポール・ウェラー(しかも主にザ・ジャム、ソロ以降のウェラー、スタイル・カウンシルは×らしい…)、それと精々90年代前半のアシッド・ジャズや「ブリット・ポップ」全盛期のオーシャン・カラー・シーン等がよく知られた、またはイメージしやすい音であろうと勝手に推測します。
 で、他の部分でいうと、細身のスーツ 、フレッド・ペリーやロンズデイル、そして、ヴェスパやランブレッタ等。で、日本のモッズ・シーンと言えば、60年代カルチャー/ファッションのコスプレ大会のようだったり…。それはそれで良いし「今」の眼/耳で見ても、若しくは聴いても美しいものもあるが、それだけに縛られるのは何ともケツの穴の小さい事ではないか?

「スクーターは数年前に手放したよ。 中略 今でもイタリア製スクーターに乗ってる事とかが必ずしもモッズとしての僕のアイデンティティの一部とは思えなくなったこれはあくまで僕の意見だけど、アティチュードの方が重要だと思う」- ポール・ウェラー

「『WE ARE MODS』なんて叫んでる奴は『俺達はアホだ!』って言ってるようなもんさ。レトロになったら面 白くも何ともないんだ」- スティーヴ・クラドック(オーシャン・カラー・シーン)

 大部分の人のとって「MODS」なんてどうでも良い事であり、そして、より現実的 に見ると「MODS」とは何なのか、どんな現象なのか、どんなカルチャーなのかさえ知らない人々の方が多いのは明らかであり(少なくともここ日本では)、自分が何者であるのか、自分の所属する集団・団体がどんなものなのか説明するのに「MODS」やら何やら持ち出す事自体がそもそもアホらしいが、少なくとも記号としては未だに有効、日本ではつい最近になって普及し始めたキーワードのひとつではないか?
 という訳で、この「The 10」というバンドを敢えて、そして乱暴に「 MODSだ
」と言ってしまおう。否、「現代のモッズ」の一概念として捉えようではないか、というささやかな提唱。冗談やシャレの部分も含めて。因みに、現行The 10のメンバーで「自称・MOD」若しくは「MODに興味を持っているメンバー」は5人中1人しかいないが、そんな事は関係無い。「何でもアリ・自由・『個』であること」がMODだからだ。
 私にとって、The WhoとChick CoreaとDonny HathawayとJoni Mitchelleと、D'angeloとElis Reginaを同時に「良い」と思えるのが「MODS」だ。

なあ〜んてね。 
「R&B、R&R、C&W…この『&』が大切なんだぜ」 ヴァン・モリスン


The Everchangingman

 
 


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